住職、シェアハウスをはじめる
まいどおおきに、住職です。
古本屋もやりたいですが、シェアハウスもやりたいんです。
やりたいことがたくさんある!でもできることなら一生寝たい。
毎日田んぼ眺めて生きていきたい。
私がシェアハウスをやりたい理由としては
私のような生き方をする人がもっと増えてほしい。
高山に長期滞在したい人の受け皿を作りたい。
この辺りが主な理由です。
私のような生き方をする人がもっと増えてほしい。
なにも坊主になれと言ってる訳ではありません。
今のご時世、終身雇用などという幻想は崩れ去り、異常気象などの天災、諸行無常の世の中、ただ会社に属して働き続けるだけで安定を得られるとは限りません。
私は今、何足わらじをはいてるかわからないくらいいろんなところで働いたり手伝いをさせてもらっています。
半弓道場、農作業、宿の掃除などなど…
実際はただのバイト掛け持ちですが、これに古本屋やシェアハウスが加われば多少はイカした人間になれるんじゃないでしょうか。
たくさんわらじをはいていれば、急に目の前が真っ白になるようなことは起こり難いのではないでしょうか。リストラされるよりかは。
普通の人から見れば、私の方が不安定な生活をしているように見えるでしょう。
でも、見る範囲を拡げてみます。
私個人から日本という国、国がたくさんある世界
国が不安定、世界が不安定なら、私個人の不安定などさほど大きな問題に思えなくないですか?
私の場合、たまたま高山に来て、たまたま仕事を紹介して頂いて、たまたまうまいこと生きていけてるんですが、このシェアハウスを実現することでたまたまの確率をブチ上げたいと思っています。
高山来ればとりあえず屋根と寝床が確保できて、死なない程度にお金がもらえる仕事にありつける。
そんな場所を作りたい。
高山に長期滞在したい人の受け皿を作りたい。
飛騨地方、高山っていいところなんですよ!
古い町並みだけじゃないんですよ!
山があって川があって酒と野菜がおいしくて、古本屋とサイゼリヤみたいなチェーン店は少ないけど、宇宙人みたいな変な人やおもしろい事やってる人がたくさんいるんです。
これらを全部楽しむのは、一泊して町並み見てはいさよならじゃ無理です。最低一か月は滞在してください。いつのまにか住民票が移ってますから。
私が高山に来てからの半年ほどは、ゲストハウスに長期滞在させて頂いてました。もはや実家です。
ゲストハウスに住むというのは、なかなか刺激的ではありますが、やはり相部屋のストレスは拭い切れません。運良くヘルパーなどでスタッフ用の部屋に潜り込めても、毎日違う人と初めましてをするのは避けられません。疲れます。
シェアハウスであれば、他人と生活するという点で言えばゲストハウスと変わりませんが、初めましてが要らないのはかなり違います。いちいち都落ちの理由も聞かれませんから。
ゲストハウスはたくさんあれど、シェアハウスやウィークリーマンションなどはあまり聞きません。じゃあやるか。単純。
要するに私と同じように高山の沼にハマる人を増やしたい訳です。
高山の沼にハマった人。冗談ではなく彼をモデルケースとして同じような人間を増やしていきたい。
私と同じような人間が増えれば、例えば私が旅に出たい時、代わりにトマトを収穫してもらったり古本屋のオッサンになってもらうことができる訳です。
冬の間だけ南へ逃避行することもできる訳です。九州行きてぇ…
最後に不純な動機がダダ漏れになってしまいましたが、シェアハウス計画も古本屋と同時進行させられたらなぁ、という所です。