半弓のすゝめ~60点、70点を取るためには~
まいどおおきに、住職です。
ありがたいことに50点以上を取って、名前を載せてくれるお客様が増えてきました。
そして、得点板のスペースがなくなってきました。
50点代の方、次のステージに進みましょう!
という訳で、今回は60~70点を取るためのアドバイスを書いていきます。
長くなりそう&特に使う画像もないので二寸的六本の画像を載せます。
その人の半弓能力というのは、
最高60点代の人は、平均的に50点以上を取れる人、最高70点の人は平均60点以上、というようにだいたい-10点くらいで見れます。
ということは、50点代の人が上を目指すには平均点を50点以上にする必要があります。
安定して点数を取る、ということです。
50点を取れる人なら、自分の射ち方というものがあるはずです。
まずはその射ち方を安定させましょう。
いつでもその射ち方ができるようにします。
射ち方の安定に欠かせないのはルーティンです。
弓の引き方、狙いのつけ方などをルーティン化します。
それ以外にも例えば椅子の座り方、矢の取り方、射ち終わってからの姿勢などもルーティンにする癖をつけるといいでしょう。
射ち方を安定させると矢は同じところに飛んでいきます。
同じところに矢を飛ばせるようになると、重要なのは一本目です。
なぜなら、一本目から10点や8点に当てれば、あとは同じように射つだけですから。(そう簡単にはいかないのですが…)
一本目を外してしまうと、調整しているうちに10本射ち終わってしまいます。
外れた理由を考えることも大事です。
何故外れたかがわからないと修正のしようがありません。
だいたいはルーティンがうまくいってない場合です。
矢をかけるときに手間取ったり、弓を引くときに違和感を感じたり。
そういうときは、やり直せるなら一からやり直しましょう。
弓道では許されませんが、これは半弓です。
ルーティンがうまくいくと、矢を射つ前から
「あ、この矢絶対当たるわ」
みたいな感覚があります。
その感覚を忘れないこと。その感覚にできるだけ近づくことが大事です。
打ち放題サンデーの時に小さい的で練習することも大事です。小さい的であるほど矢のまとまりはよくなります。
しかし、いざ通常の的になると小さい的の時のようにいかない。
答えは簡単です。
的に当たって満足しているから。
自分ではそう考えていないつもりでも、心の奥底では音が聞こえるだけで満足してしまっているのです。
的に当たっても、常に黒点に矢を寄せていく調整を忘れてはいけません。
60~70点を取れるようになれば、人に教えることもできます。ある意味一番楽しい時期かもしれませんね。
私も半弓人口の全体的なレベルアップを目指して頑張ります。